広島車いすダンスくらぶ20周年記念

「魂のパフォーマンス」東京公演について (お礼)

 秋も一段と深まり、公園の木々も色づき始め、落ち葉が敷きつめられる頃となってまいりました。皆さまには、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

 来る年も来る年も、来る日も来る日も「東京公演」の四文字が頭を駆け巡っていた日々を振り返っています。

 満を持して勇躍乗り込んだ東京。混雑を極める品川駅、初めてのビッグホール!持参したおびただしい荷物をほどき、すぐにステージの準備に取り掛かりました。

 

 幕が開いてみると、夜分にもかかわらず思いがけず多くの方々が来ておられ、演目が2~3進んだ頃から、サラリーマンらしき方々がたくさん足を運んでくださり、ホールが埋め尽くされていきました。会員も精一杯、日頃の力を出し切り、響き渡る拍手の中、全ての演目を終え、幕を下ろしました。

 各方面から「大成功だった」と言っていただく度、ご支援くださった多くの企業・団体・個人の皆さまの温かな顔が次々に浮かんでまいります。

 皆さま、本当に本当にありがとうございました。言い尽くせぬ感謝の気持ちでいっぱいです。又、ご来場くださった皆さま、大変ありごとうございました。

 温かい拍手、手拍子、私達は忘れません。最大の励ましであり最高のお土産です。

 

 終演後のロビーは、感動さめやらぬお客さまであふれ、いつまでも話が尽きませんでした。閉館時間が迫る中、「また来て下さい」「今度は友だちをたくさん連れてくるからね」などのやさしいお言葉をいただきながら、あわただしくお別れしました。会員一同、幸せに満ちた東京の夜でした。

 品川区と品川区社会福祉協議会、品川区七障害者団体、東京広島県人会、日本障害者リハビリテーション協会、東京新聞、広島県、広島市には、当初からご支援いただき感謝でいっぱいです。唯一のマスコミ広報となった東京新聞の記事を見て来てくださった方々、大変ありがとうございました。

 広島車いすダンスくらぶは、これまでどおり競技で一喜一憂することなく、目標に向かって、達成感とか喜びを皆で共有できる道を、助け合いながら歩んでまいりますとともに、これからも、より多くの皆さまのお心にお届けできるダンスを求め続けてまいります。

 引き続き、温かいご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

 おわりに関係の団体・企業・個人の皆さま、ますますのご繁栄を、また、会場にお越しくださった皆さまのご多幸を祈念し、お礼の言葉とさせていただきます。

 

 平成28年11月1日

                           広島車いすダンスくらぶ

                            会長 仲井 サカエ